ホームサービスシロアリ駆除プロに学ぶ!シロアリ対策ウッドデッキがシロアリ被害に?原因と効果的な予防対策を徹底解説!

ウッドデッキが
シロアリ被害に?
原因と効果的な予防対策を
徹底解説!

ウッドデッキがシロアリ被害に?原因と効果的な予防対策を徹底解説

おしゃれな見た目で人気のウッドデッキだけに、ご自宅の庭に設置されているお宅も多いのではないでしょうか。

さまざまな用途、機能で利用できるウッドデッキですが、じつはシロアリのターゲットになってしまうことがあります。

なぜ、ウッドデッキがシロアリの被害に遭うのでしょうか。

 本記事では、ウッドデッキがシロアリ被害にあう原因や効果的な予防・対策を徹底解説していきます。

ウッドデッキにシロアリが
発生する主な原因

シロアリというと古い木造建築の床下や水回りに発生するイメージの方も多く、ウッドデッキなど屋外の設備が被害に遭うと想定していない方もいるようです。

なぜ、ウッドデッキにシロアリが発生してしまうのか、その主な原因について下記で解説していきます。

ウッドデッキにシロアリが発生する主な原因

防蟻処理がされていない
木材の使用

シロアリは、セルロースを含むものを餌とします。

木材はそのほとんどがセルロースで構成されているため、シロアリにとって格好の餌となりやすく、それは屋外に設置されているウッドデッキでも例外ではありません。

もし、ご自宅のウッドデッキが防蟻処理されていない木材を使用していれば、シロアリ被害のリスクがあるといえます。

また、防蟻処理がされていてもムラがあるなど不十分であったり、処理をしてから長期間経過している場合(効果が切れている)もシロアリ被害に遭ってしまう可能性があるため注意しましょう。

木材が直接地面に
触れている

ウッドデッキがシロアリの被害に遭いやすくなる理由として、木材が直接地面に触れているといった状況も考えられます。

シロアリは地中性の昆虫であり地中から餌場へと移動します。

餌場となり得る場所が直接地面と接していればシロアリにとって侵入しやすい状況であると考えましょう。

ウッドデッキは直接地面に触れているものもあり、触れていなくても地面に近いため餌場にされやすいということです。

また、ウッドデッキは屋外に設置されているため、降雨により雨水が染み込み、湿った状態になることも原因の一つです。シロアリは湿った環境、湿った木材を好みます。

ウッドデッキそのものが、シロアリにとっては良好な餌場になりうると考えましょう。

ウッドデッキがシロアリ被害を
受けるとどうなる?

ウッドデッキがシロアリ被害を受けた場合、どのようなリスクが出てくるのでしょうか。

ウッドデッキがシロアリの被害に遭った際、想定できる被害リスクを下記で解説していきましょう。

ウッドデッキの
耐久性が低下

シロアリがウッドデッキを餌場にした場合、その場所でシロアリが繁殖します。

シロアリはウッドデッキの木材内部を少しずつ侵食していくため、放置すると構造的に大変もろい状況になってしまうでしょう。

木材内部だけが侵食されていると、耐久性が低下してもウッドデッキそのものの見た目は大きく変化がないため、シロアリ被害に遭っていることに気がつかないかもしれません。人間が乗るとぐらついたり、場合によっては穴が開き地面に落下する危険性も出てくるのです。

そこに住む方が利用するウッドデッキには、シロアリ被害に普段から目を配らせ、異変があれば専門家に相談するなど早急に対応しましょう。

家屋への被害

シロアリは巣を作ると繁殖し、さらにその生活圏を広げていきます。

餌場の木材がシロアリによって食べ尽くされていけば、シロアリたちは周辺の建物などさまざまな場所へ餌場を求めて移動することでしょう。

ウッドデッキは家屋に接した状態で設置されることが多く、シロアリがそのまま本宅の床下などへと侵入していく可能性があります。

防蟻処理をしていない、防蟻処理の効果が切れていると、被害は拡大してしまう恐れがあり危険です。

ウッドデッキにシロアリが発生しているということは、そのまま家屋へ侵入するリスクが高まっていることを頭に入れておきましょう。

ウッドデッキのシロアリ被害を
防ぐ予防策は?

ウッドデッキのシロアリ被害を防ぐ予防策について、効果的な方法を下記の3つにまとめました。

1. 防蟻処理済みの木材を使用し防蟻剤・防腐剤の定期塗布

2. デッキの支柱部分に木材以外の素材を使用する

3. デッキ下の通気性を良くする

それぞれ解説していきましょう。

防蟻処理済みの木材を使用し防蟻剤・防腐剤の定期塗布

ご自宅のウッドデッキをシロアリから守るためには、まず防蟻処理済みの木材を使用しましょう。

防蟻処理によってシロアリがウッドデッキに近づかなくなるため、シロアリ被害を防ぐことができます。

ただし、防蟻処理をすれば半永久的に効果が持続するわけではありません。

住宅でシロアリ予防に使用される薬剤などは5年間と言われているので、定期的な塗布が必要になります。

ちなみに、雨水にさらされると腐食が進行しやすくなるので、防腐剤の使用も合わせて行うようにしてください。こちらも定期的な塗布が必要です。

デッキの支柱部分に木材以外の素材を使用する

シロアリは地面に接している木材から侵入してくるケースが多く、ウッドデッキも造りによっては同じ状況といえます。

そのため、支柱部分を木材ではなく鉄製やプラスチックなどの別の素材を使用するといった方法も、シロアリ対策としては効果的でしょう。

鉄製の支柱を用いたウッドデッキ

鉄製の支柱を用いたウッドデッキ

デッキ下の通気性を良くする

ウッドデッキは地面に近く、デッキ下を物置きスペースに使用しているお宅も見受けられます。そういったケースでは、どうしても湿気がこもりやすくなります。

シロアリは湿度の高いジメジメとした環境を好む性質から、デッキ下の通気性を確保することも予防策の一つです。

デッキ下に物を入れすぎない、周囲に物を置かないなど、通気を妨げないように気をつけましょう。

シロアリ被害が
発生してしまったら?

ご自宅のウッドデッキでシロアリの被害が確認できた場合、焦らずに専門業者に相談することをおすすめします。

仮にウッドデッキの支柱がシロアリによってかなり侵食されていた場合、崩壊の恐れもあります。

また、市販の防虫剤で部分的・一時的にシロアリを駆除しても、ほかの場所に移動したり、すでに家屋内に侵入している可能性もあります。

シロアリの被害がどの程度発生しているのか、ウッドデッキの状態はどうなのか、家屋内へ侵入していないか、今度どのような対策を講じるのか、シロアリ対策の専門業者へ相談しながら決めていくとよいでしょう。

まとめ

ウッドデッキは、シロアリにとって格好の餌場になり得る場所です。

一方で、ウッドデッキの支柱に使用する素材、薬剤処理などである程度はシロアリ被害を防ぐことができます。

もしご自宅のウッドデッキがシロアリに被害に遭っていた場合は、専門業者への相談依頼をおすすめします。

放置しておくとデッキが損壊したり、家屋への侵入などのリスクが高まります。

ウッドデッキをシロアリから守るためにも、できる対策を講じるようにしましょう。

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