ホームサービスシロアリ駆除プロに学ぶ!シロアリ対策羽アリが雨上がりに大量発生する原因は?予防法や対処法について解説

羽アリが雨上がりに
大量発生する原因は?
予防法や対処法について解説

シロアリがいる家の特徴|シロアリの発生原因や発生しにくい家にする対策方法を解説

「家の中で大量の羽アリを見かけた」という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?その日はもしかしたら雨上がりだったかもしれません。シロアリの羽アリは雨上がりに大量発生するといわれています。

もし羽アリを見つけたのが自宅やその周辺だったら、シロアリによる被害が心配になるでしょう。

この記事では、なぜ雨上がりに羽アリが大量発生するのか、羽アリが大量発生しているときにやるべきことを解説します。

羽アリが雨上がりに
大量発生する原因

雨上がりに羽アリが大量発生するのは、羽アリの生態に理由があります。どのような理由なのかを解説します。

湿度と温度の変化が引き金

羽アリが活発に活動するには、湿度と温度が大きく影響します。シロアリは元々熱帯地域に生息しており、高い温度と高い湿度の環境を好む生き物です。

日本国内で主に見られる2種類のシロアリを例にあげると、以下の条件で動きが活発になります。

ヤマトシロアリ イエシロアリ
生殖できる温度 12~30度 30~35度
好む湿度 70~80% 75~85%

【参考文献】シロアリの生態とその防除方法に関する研究(吉村剛) / 木材を利用した官庁施設の適正な保全に資する 整備のための留意事項(国土交通省大臣官房官庁営繕部)

シロアリの種類によって多少の違いはありますが、気温が高く湿気の多い環境を好むことがわかります。
また、群飛(羽アリの発生)前日から当日への気温変化をみてみると、前日よりも気温が上昇している日に群飛しやすいことがわかります。

湿度と温度の変化が引き金

雨上がりは湿度が高くなる傾向にあるため、このタイミングで気温が上がっていると羽アリが活動するのは適しているといえるでしょう。

シロアリの群飛

シロアリの繁殖期は一年中ですが、羽アリが発生するのは春~秋の気温の高い季節です。日本で被害が多い2種類のシロアリは以下の時期に群飛します。

ヤマトシロアリ:4~6月

イエシロアリ:6~7月

シロアリの群飛

羽アリは暖かい季節や梅雨の時期に巣から飛び立ち、目撃されます。新しい巣作りをするために羽アリとなるのです。

新しい巣を作るために飛び立つタイミング

群れが大きくなるとシロアリの一部は、羽の付いた羽アリへと姿を変えます。羽アリは新しいコロニーを築くために、巣を飛び出します。

4~7月が大量の羽アリが目撃されやすい時期ですが、その時期のなかでも、雨上がりの晴れた日は羽アリの群れを見かけやすいといえます。

羽アリ発生時に
確認すべきポイント

湿度と温度の変化が引き金

もし羽アリを家の中や周囲で見かけたら、自宅がシロアリ被害に遭っていないか心配になるでしょう。羽アリを見かけたら、シロアリ被害の可能性がないかどうか、以下のポイントを確認してみてください。

家の外壁や床下などに土を盛ったアリの通り道ができていないか

たんすの裏や押入れの中、畳の下など見えない場所にシロアリがいないか

壁や柱を叩いたときに中が空洞になっているような軽い音がしないか

床が沈んだりきしんだりしていないか

シロアリは乾燥するのを嫌うため、蟻道(ぎどう)という土を盛った通り道を作って侵入します。蟻道があればシロアリ被害が進行している可能性があります。

また、たんすの裏や押入れの中、畳の下など、普段あまり目にしない場所で気付かないうちに被害が進んでいるケースもあります。定期的に家具を移動させてチェックするのが理想的ですが、なかなか難しいものです。特に羽アリを家の中や家の周辺で見かけた際には、しっかりとチェックしてみるとよいでしょう。
被害が進行すると、以前はなかった床の沈みやきしみが生じたり、壁や柱をたたくと軽い空洞音が聞こえたりします。

しかし、被害が浅いうちはこれらの症状に気づかないこともあるため、シロアリ駆除業者に相談して調査してもらうのがおすすめです。

家の中で羽アリを
見つけた際の対処法

家の中で羽アリを見かけたら慌ててしまいますが、間違った対処で逆効果になることもあります。羽アリを見かけたときの対処法を紹介します。

家の中の羽アリを駆除する際の注意点

もし家の中で羽アリを見つけても、殺虫剤の使用は避けたほうがよいでしょう。殺虫剤によって目に見えている羽アリは駆除することができますが、生き残った羽アリがより見つけにくい場所や別の場所に移動してしまう可能性があります。

根本的に駆除しないと、安全な場所に移動して摂食活動を再開します。被害が拡大してしまわないように、殺虫剤をかけるのは避けましょう。

掃除機で吸う

それでは、家の中で羽アリを見つけたらどうすればよいのでしょうか。
簡単な方法が、掃除機で羽アリを吸い込むことです。羽アリはデリケートで、掃除機に吸われると程なくして死んでしまいます。

このときに1匹捕まえておいたり写真を撮ったりしておくと、駆除業者に調査を依頼する際に羽アリの種類を判別するのに役立ちます。駆除業者は羽アリの種類を判別し、習性に合わせて適切な調査と駆除を行います。

シャワーの水圧を利用する

シロアリは湿気を好むため、浴室周りに現れることも珍しくありません。

もし浴室で羽アリを見つけたら、シャワーなどで洗い流してしまいましょう。
浴室周辺はシロアリ被害が起こりやすい場所なので、浴室で羽アリを見つけたらなるべく早く駆除業者に調査してもらうことが重要です。

夜間はカーテンを閉める

夜はカーテンを閉めて外へ強い光を漏らさないようにしましょう。

夏に、街灯の下に大量に羽アリが集まっているのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。イエシロアリという種は、夕方から夜間に羽アリとなって明るい電灯に集まる習性があるので、夜間にカーテンを閉めて光を遮ることで、羽アリを寄せ付けない対策になります。

羽アリが大量発生
しているときにやるべきこと

羽アリが大量発生しているときにやるべきこと

羽アリが自宅周辺で大量発生しているのを見かけたら、どのように対処すればよいかを解説します。

湿気対策を意識する

先述したとおり、シロアリは高い湿度を好みます。乾燥した環境はシロアリにとって住みにくいため、湿気を取り除くことがシロアリ予防のひとつといえます。

なかでも、通気性が悪く湿気がこもりやすい床下部分は、シロアリのが活動しやすい場所の一つです。しかし、床下の湿度管理はなかなか自力で行うことが難しい場合もあるので、必要に応じて専門業者に相談して防湿対策を検討するとよいでしょう。

風通しをよくすることで、シロアリを寄せ付けにくい環境にもなります。
床下の換気口に物を置くと風通しが悪くなるので、付近が物でふさがれていないか換気口をチェックしてみましょう。

家のそばに廃材を放置しない

家の周辺に廃材が置いてある場合は注意が必要です。シロアリは木材のなかでも湿った木材を好むので、雨ざらしになって湿った廃材はシロアリの好物です。
廃材にいつの間にかシロアリが住みつき、繁殖したシロアリが家中にまで被害を与えかねません。

なるべく早くシロアリ駆除業者に依頼する

自分でできる対処をするのはもちろん大切ですが、羽アリを家で見かけたら早めにシロアリ駆除業者に連絡しましょう。

家で見かけたときにはすでにシロアリ被害に遭っている可能性も否定できません。目に見える数匹だけを退治しても、自分で巣のシロアリを全滅させることは難しいでしょう。放置しておくと数が増えて被害が拡大してしまうおそれがあります。

シロアリの種類によって巣を作りやすい場所や適した駆除方法が異なるため、なるべく早くシロアリ駆除業者へ依頼しましょう。

羽アリへの対策や駆除に困ったら

ここまで、羽アリが雨上がりに大量発生する理由と、羽アリを家の周囲で見かけたときの対処法を解説しました。早期に正しい対処を行うことで、羽アリの侵入を防ぎ被害の拡大を抑えられます。

シロアリは、家に寄せ付けないように予防することと根本的な駆除が重要です。シロアリの予防や駆除には専門的な知識が必要なので、困ったらプロの駆除業者に依頼しましょう。

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