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家を脅かすイエシロアリの
特徴や駆除の方法を解説!

家を脅かすイエシロアリの特徴や駆除の方法を解説!

家に直接被害を与える代表的な昆虫がシロアリです。シロアリを見つけたときにはすでに被害を受けている可能性があり、すぐに駆除を行う必要があります。
なかでも、イエシロアリという種類のシロアリは、被害の大きさや被害スピードの早さが特徴です。

この記事では、イエシロアリの特徴や駆除の方法を解説します。シロアリ対策に不安がある方の参考になれば幸いです。

イエシロアリの特徴

一口にシロアリといってもその種類は多く、形状・性質・習性にさまざまな違いがあります。シロアリの種類によって食害のスピードや生息場所も変わるので、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。
ここでは、イエシロアリにはどのような特徴があるのか解説します。

見分けやすい体の色と形

分けやすい体の色と形

日本で最も多いシロアリの家屋加害種はヤマトシロアリという種で、2番目に多いのがイエシロアリです。
イエシロアリの兵蟻の頭部は褐色で、頭頂部が卵型です。頭部が体長の3分の1を占め、鎌状の顎は閉じるとX状に交差する特徴があります。
また、額孔の両側に各2本の剛毛が生えています。体長は兵隊アリで4.5~6.5mm、働きアリで5mm前後です。女王アリに関しては体長40mmに達するものもいます。

ヤマトシロアリとの見分け方は、主に兵蟻の頭部の大きさと体色の違いです。
イエシロアリの頭部が卵型なのに対し、ヤマトシロアリは円筒型で体長の2分の1を占めます。

体内に水分を貯めておく能力がある

イエシロアリは前腸の近くにある唾液嚢を、貯水嚢として活用する能力を持っています。

唾液嚢を貯水嚢として利用する能力自体は多くの種類のシロアリが持っていますが、イエシロアリの場合、この性能が特に優れているのが特徴です。

兵隊アリの攻撃性が高い

イエシロアリの兵隊アリは攻撃性が高く、身体に触れると乳白色の粘液を出しながら大顎を振りかざして攻撃します。
この乳白色の液は防御物質であると同時に、巣の仲間への警報フェロモンの役割も果たしています。

被害箇所とは別の場所に巣をつくる

イエシロアリは食害場所に水を運ぶことができるため、通り道となる蟻道を作って、巣から離れた場所まで移動して食害することができます。
運んできた水で湿らせながら食べることが可能なので、乾燥した木材も被害の対象になり得ます。

イエシロアリの国内分布

しろあり対策協会ホームページを参考
しろあり対策協会ホームページを参考

イエシロアリは、千葉県以西の温暖な海岸地帯と西日本を中心に分布しています。
近年は温暖化の影響もあり、イエシロアリの生息区域は広がっている傾向です。

イエシロアリの巣の特徴

巣を作るのは、イエシロアリの特徴の一つです。
イエシロアリは一匹の女王アリを中心に、数十万~数百万の大きな集団を作って生活します。女王アリや卵を守るため、土と分泌液を混ぜた巣は、堅牢に作られています。
ここではイエシロアリの巣の特徴を解説します。

建物や土中に大きな巣をつくる

イエシロアリは、加工した塊状の巣を作ります。巣は大きいものだと直径1mにもおよびます。

場所は主に建物や土中ですが、被害場所のすぐ近くに巣があるとは限りません。
ときには本巣と食害場所との間に分巣を作り、そこから枝分かれして複数の場所に被害を与えることもあります。

100万匹近くになることもある

数万匹程度で活動するヤマトシロアリと比べ、イエシロアリの巣は大きく、個体数もそれに比例して多くなります。
大きい巣だと百万匹近いイエシロアリが一つの巣に生息しています。

この規模の巣があるため、イエシロアリによる被害の規模は大きくなる傾向があります。

イエシロアリの駆除

イエシロアリを駆除するポイントは、本巣にダメージを与えることです。これは、不完全な駆除では、再び繁殖して被害が拡大する可能性があるためです。
しかし、本巣を見つけるのは、専門業者でも難しいケースもあります。ここからは、なぜ本巣を見つけるのが難しいのかと併せて、その対処法を解説します。

本巣を見つけ出すのは難しい

イエシロアリの本巣は、食害場所から離れた場所にあることも少なくありません。特に大きな巣は土中に隠れている場合が多く、ほぼ目視ができません。そのため、見つけられた分巣を駆除できても、本巣が残っている可能性があります。
本巣を見つけて駆除するには、プロの技術と知識が必要です。

ベイト剤を使用することもある

ベイト剤とは、餌にシロアリの駆除剤を混ぜたものです。それをシロアリに食べさせることで駆除する方法を、ベイト工法といいます。

ベイト剤を食べたシロアリが本巣へ戻り、駆除剤入りの糞をしたり、本巣で死んだりします。その影響で死ぬ、ということを繰り返し、全滅を目指すのがベイト工法です。

時間はかかりますが、本巣まで駆除剤を行き渡らせられるため、イエシロアリに有効な駆除手段といえます。

イエシロアリの駆除はプロに任せよう

イエシロアリは食害スピードが早く、全滅させるのが難しく技術が必要です。
ホームセンターなどで買える駆除剤でも目に見えるシロアリを退治することは可能ですが、根絶させないとまたすぐに増えてしまう危険性があります。

根本的な駆除を行い、その後もシロアリを寄せつけない対策を行うためには、確かな技術とノウハウを持ったプロに任せることがおすすめです。被害を最小限に食い止めるためにも、イエシロアリを見つけた際は速やかに専門業者に調査を依頼し、適切に対処しましょう。

イエシロアリ以外の
シロアリの種類

イエシロアリ以外のシロアリの種類

家に被害を与えるシロアリは、イエシロアリだけではありません。
例えば、ヤマトシロアリは、被害地域だけでいえばイエシロアリ以上に広範囲に被害を及ぼしています。また、アメリカカンザイシロアリも年々その被害を増やしています。

ここでは、家に被害を与える、イエシロアリ以外の代表的なシロアリについて解説します。

ヤマトシロアリ

北海道北部を除き、ほぼ日本全国に生息しているのがヤマトシロアリです。
乾燥に弱く日光が苦手なので、土中や床下のように、ジメジメとした空気の流れが少ない場所を好みます。湿度が高くて木材が豊富な床下や玄関、浴室、トイレ、キッチンなどが、ヤマトシロアリの被害に遭いやすい場所といえます。

イエシロアリほど大きな群れは作らず、群れは1~3万匹で構成され、時期が来ると羽アリとなって群飛を行います。

アメリカカンザイシロアリ

アメリカカンザイシロアリは、特定の巣を持たず、木材の中で生活します。乾燥に強く、少量の水で生息でき、乾燥した木材も食害します。木材内部から、乾いた砂粒状の糞を外に排出するのが特徴です。

名前のとおり外来種で、海外からの輸送の際に家具や段ボールなどについていた個体が日本で繁殖したと考えられています。

見た目はヤマトシロアリに似ていますが、体長はヤマトシロアリの約2倍の大きさです。年々、日本での生息範囲を広げています。

シロアリを見つけたら
プロに駆除を依頼しよう

シロアリは、家屋に深刻な被害を与える危険性のある害虫で、その特徴や習性を理解することが被害防止の第一歩です。
本記事では、イエシロアリの外見的な特徴や生態、巣の特性に加え、ヤマトシロアリやアメリカカンザイシロアリとの違いについて詳しく解説しました。

イエシロアリ駆除においては、食害スピードの速さや本巣の発見難易度の高さから、専門的な技術を持つプロへの依頼がおすすめです。

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