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シロアリは自然にいなくなる?
シロアリを放置する危険性や
早期発見する方法を解説
家の近辺で羽アリを見かけたことはありませんか?もしもその羽アリが、大切な家を食い荒らすシロアリであれば注意が必要です。
シロアリは土の中にコロニーを形成し、数万匹から100万匹程の単位で集団生活しています。もし1匹見かけたら、このくらいの数のシロアリが近くに潜んでいると考えられるのです。
家の中でシロアリを発見した場合は被害が進行している恐れがあるため、早急に対策を講じる必要があります。
本記事では、シロアリは自然にいなくなることがあるのか、シロアリを放置する危険性や早期発見の方法などについて解説します。ぜひ参考にしてください。
シロアリは自然にいなくなる?
たまに家のなかや庭などでシロアリを見かけていたのに、ふと気付いたら見かけなくなったという経験はありませんか?この場合、シロアリが自然にいなくなったということなのでしょうか。
見えない場所で被害が進行している
多くの人が見かけるきっかけとなるのは羽アリの発生です。
羽アリが巣から一斉に飛び立つ現象は群飛(ぐんぴ)と呼ばれる現象です。群飛は4〜6月頃の一時的なもので、繁殖活動を行うために飛び立ちます。別の場所に巣を作ると、床下など目に見えない場所に移動してしまいます。
被害が進行していると翌年の4〜6月頃に再び羽アリが大量発生し、繁殖を繰り返していきます。羽アリの群飛を見かけたらシロアリを疑い、しっかり調査したうえで駆除と予防を行うことが大切です。
また、日本に広く生息するヤマトシロアリは、最低温度およそ6度まで活動できるといわれていて、1年中活動して食害を進行させます。いなくなったと感じるだけで、実際はいなくなっていません。
シロアリを目にしなくなったとしても、家の床下や壁の中、周辺に形成した巣に潜んで生息している可能性があります。シロアリは1年中活動しているということを覚えておきましょう。
自然にいなくなることはある?
シロアリが侵入すると、被害は徐々に進行します。自然にいなくなることはないと考えましょう。
年数をかけて家の外側や隣の家にシロアリが移動することがあるため、シロアリが発生した家が自宅近くにある場合は、要注意ともいえます。定期的に調査や防蟻処理を行うなど、しっかり備えましょう。
シロアリを放置する危険性
シロアリは早期発見・早期駆除が大切だとされていますが、それ以前に家の中に侵入させないよう対策することも重要です。
もしシロアリと疑われる羽アリを見かけたときは、慌てずシロアリかどうか確認し、屋外で出たのか・屋内で出たのかの発見場所にも注意してください。
家の中で発見した場合は、シロアリ被害が進行している可能性が疑われますので、早めに確認し、必要であれば対策を打ちましょう。放置していると浸食が進み、以下のようなリスクが高まります。
住宅の耐久性が下がる可能性
シロアリを放置したままにすると、床下などで被害が進行し木材の強度が低下します。
家のシロアリ被害は、人間に例えると骨粗しょう症の状態です。特にそれが家を支える重要な材料であった場合、重大なリスクにつながる可能性があるため、注意しましょう。
シロアリで
健康被害が出る可能性はある?
シロアリは家に多大な被害を及ぼすことはあっても、人体に被害をもたらすことはありません。
例えば、ノミやダニのように、人体に嚙みついたり吸血したりといった直接的な健康被害はないものと考えてよいでしょう。
ただし、シロアリそのものではなく、シロアリ駆除に使われる薬剤のうち合成殺虫剤については注意が必要です。
特に市販の薬剤を自分で使用する場合は、記載されている使用方法をよく読んで使用してください。
専門業者に薬剤処理を依頼する場合は、日本しろあり対策協会の認定薬剤を使用し、安全に配慮して処理を行なってもらえるかどうかも確認しましょう。
シロアリ被害を早期発見する方法
シロアリは4月中旬から7月にかけて発生することが多く、巣を作りやすい場所には以下のような共通点があります。
いつも湿っている
外気があたらない
暗く日が差さない
例えば、暗くて湿気がこもりやすい床下は、シロアリが好む環境といえるでしょう。特に古い住宅の水回りの水漏れや水浸みが原因で、その下の木材部分がいつも湿っている場合はシロアリ被害に遭う可能性が高いといえます。
以下のようなチェックポイントを参考に、シロアリを早期に発見して対策を講じることが重要です。
蟻道や蟻土がないか確認する
シロアリが乾燥や直射日光を避けるために作るトンネル状の通り道のことを蟻道といいます。家屋の基礎となっているコンクリート部分を這うように筋状の土が付着していたら、それは蟻道かもしれません。
また、家の外周部分でも蟻道が作られることがあります。自宅の点検をする際は、家の外に蟻道らしきものがないかも確認してください。
もし見つけたら、専門業者に確認してもらいましょう。
戸や床に異常がないか確認する
シロアリが床下の木材を食べ進めると、床の土台の強度が下がってゆがんだりうまく支えられなくなるため、次のような症状が出てくることがあります。
扉の建て付けが悪くなる
襖や雨戸の動きが悪くなる
歩くと床がギシギシ鳴る
軽く踏んだだけでミシミシと沈み込む
これらの症状は、さまざまな要因が考えられますが、シロアリ被害の可能性もあります。そのまま放置しておくとシロアリ被害が進行し、さらに状況が悪化するかもしれません。
空洞音がしないか確認する
シロアリは木材の内部を食い荒らすため、被害が進行した壁や柱の内部は空洞状態になります。そのため、壁や柱を軽く叩いてポコポコと乾いた空洞音がするようであれば、シロアリが食い荒らしている可能性があります。
シロアリは壁や柱の中身だけを食害するため、一見異常がないように見えます。いろいろな場所を叩いて音を比較して点検してみてください。
シロアリを
見つけたら早めにご相談を
今回は、シロアリの生態や放置する危険性、早期発見の方法について解説しました。
シロアリは、春から初夏だけでなく通年の警戒・注意が必要です。見かけなくなったなと思っても油断しないで対策することが大切です。
また、家の中にシロアリが出たときは、自分でシロアリ駆除を行おうとするのはおすすめしません。
今回お伝えしたような確認方法で冷静に発生場所などを判断したうえで、プロのシロアリ駆除業者に連絡しましょう。
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