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断熱リフォームでの失敗とは|後悔しないための対策と注意点をご紹介
2025/1/28

夏の猛暑や冬の底冷えなど、住まいのお悩みに、断熱リフォームを検討している方も多いのではないでしょうか。
断熱リフォームには、次のようなメリットがあります。
- 外気温に左右されず、快適に過ごせるようになった
- 冷暖房費が軽減された
- 結露が減った
- 健康的に過ごせるようになった など
しかし場合によっては、これらのメリットが受けられず「失敗だった」と感じることもあるのです。
せっかく断熱リフォームをするなら、失敗はしたくありませんよね。
この記事では、断熱リフォームでの失敗について紹介します。後悔しないためにも、断熱リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
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お問い合わせする断熱リフォームで起こり得る失敗例

ここからは、断熱リフォームをしたことで起こり得る失敗例を紹介します。
断熱リフォームが「効果なし」だった
断熱リフォームをすれば、夢のような快適生活が送れると思っていたのに、それほど効果が感じられず「失敗だった」と思うケースがあります。
断熱リフォームの失敗には、次のようなことが考えられます。
- 技術不足でそもそも断熱施工が失敗している
- 断熱材の性能が低く効果が薄い
- 一部分しか断熱リフォームしていない
- 暖かくなる/涼しくなると思っていた
業者や職人の経験や技術不足から、断熱施工が万全でないこともあります。
たとえば断熱材を設置する際には、すき間なく施工しなければなりません。建物と断熱材にすき間があると、そこから熱が出入りしてしまうからです。
また、断熱材の性能でも効果のほどには違いが生じます。
一口に「グラスウールの断熱材」といっても、それぞれの断熱性能に違いがあります。
また、断熱リフォームはあくまでも熱の出入りを防ぐものです。そのため、断熱材自体が冬場に熱を発したり、夏場に冷気を出したりするわけではありません。
断熱リフォームさえすれば、冷暖房が不要になるなど過度の期待をすることで、後から失敗だったと勘違いしてしまいます。
部分断熱だったので部屋間の温度差が大きくなった
予算が限られていたために、一部の部屋のみ部分断熱を行ったところ、部屋間に温度差が出てしまった失敗です。
よく使う部屋だけ施工しておくことで予算を抑えられるといったメリットがありますが、一部に断熱材を設置するだけだと、隣の部屋や廊下等との温度差が生じ、きちんと断熱効果を感じられないこともあるかもしれません。
たとえば1日の大半を過ごすリビングルームだけに断熱リフォームを行った場合、リビングにつながっている部屋や廊下、洗面所、浴室へと移動した際には、大きな温度差を感じてしまいます。
工事費以外の費用もかかり高額だった
長年住んでいる戸建て住宅を断熱リフォームしようとしたら、思いのほか費用が高額になった失敗もあります。
床を剥がしたり壁を壊して実施する断熱リフォームは一般的に費用が高くなります。さらに、工事期間に仮住まいが必要なケースもあり、工事費以外の費用がかかってしまいます。
仮住まいをともなう場合には、断熱リフォーム自体の金額だけではなく、引越し費用や仮住まい先の家賃なども考慮しなければなりません。
断熱リフォームを検討する際には、普段の生活をしながら工事ができるのかどうかも事前に業者へ確認することが大切です。
リフォーム補助金を知らず損をして後悔した
工事後に、じつは補助金が使えたと知って後悔するケースです。
断熱リフォームには、国や自治体などの補助金が使えることがあります。
条件や期間などを事前にしっかりと確認して、使える補助金は活用したいものです。
たとえば、2024年12月現在の東京都の場合、以下のような補助金が使える可能性があります。
子育てエコホーム支援事業 | 開口部、外壁、天井・屋根、床 | 上限30万円 | 交付申請期間 2024年4月2日~予算上限に達するまで(遅くとも2024年12月31日まで) |
国土交通省 子育てエコホーム支援事業 |
先進的窓リノベ事業 | 窓・ドア | 上限200万円 | 交付申請期間 2024年3月29日~予算上限に達するまで(遅くとも2024年12月31日まで) |
環境省 先進的窓リノベ2024事業 |
長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 省エネルギー対策 | 上限210万円 | 交付申請期間 2024年5月13日〜2025年1月31日17:00または予算上限に達するまで |
国土交通省 令和6年度長期優良住宅化リフォーム推進事業 |
災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業 | 窓・ドア | 高断熱窓 上限100万円/戸 高断熱ドア 上限16万円/戸 |
事前申し込み 2024年5月31日~ (2024年4月1日~6月30日までの間に契約などをした場合は2025年3月31日まで) 交付申請期間 2024年5月13日〜2025年1月31日17:00または予算上限に達するまで |
東京都 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業 |
他にも、自治体が提供している補助金が使える場合もあり、なかには、併用できるものもあります。
なお、補助金については最新の情報収集がかかせません。
各補助金には条件や申請期間があり、予算がなくなり途中で打ち切りになるものもあります。刻々と状況は変動しますので、間違えると補助金がもらえなくなってしまいます。
基本的には、業者が補助金申請の手続きを行ってくれるものが多いです。
補助金のシステムは複雑なこともありますが、信頼できるリフォーム業者であれば、該当する補助金のアドバイスや申請を行ってくれるため失敗はしないでしょう。
古い家の断熱リフォームをDIYでやったら大変だった
断熱リフォームをDIYでやってみようと、チャレンジしたら、大変だったという失敗です。
材料や必要な道具を買い揃えて、自分で断熱材を施工すれば、費用も安く抑えられると考えがちですが、特殊な機材が必要だったりと意外と費用もかかります。
また、しっかりとした断熱性能を得るためには、知識と経験をもった施工技術も必要です。
自身で断熱材を貼ったところ、すき間ができてしまい、けっきょくは業者へ依頼することになった、といったことにもなりかねません。
断熱リフォームで失敗しないための対策と注意点

ここからは、断熱リフォームで失敗しないための対策と注意点を紹介します。
信頼できる業者に依頼する
断熱リフォームで失敗しないためには、なんといっても信頼できる業者に依頼することです。
では、どんな業者なら信頼できるのでしょうか。
- 断熱リフォームの経験や実績が豊富
- 調査や見積もりは無料でやってくれる
- ホームページで情報が公開されている
- 口コミ・評判がよい
- 高性能の断熱材を使っている
- テレビCMを流している など
失敗しない断熱リフォームのためには、このような点から信頼できる業者を見極めるのがおすすめです。
信頼できる業者であれば、それぞれの住宅に適したリフォーム方法や、使える補助金の提案などもしてくれるでしょう。
直接問い合わせてみることで、その業者の雰囲気や対応力がわかることもあります。気になる業者があれば、問い合わせてみましょう。
また、候補の数社に相見積もりを依頼したり、過去の事例や口コミを確認したりすることも失敗しない業者選びのポイントです。
断熱材のランクや工事内容を確認する
断熱リフォームの工事内容は、事前にしっかりと業者へ確認しておきましょう。
また問い合わせる際には、最低限の知識をもっておくことも大切です。
どのような効果を希望するのか、漠然とでも描いておくといいでしょう。
- 断熱リフォームをする箇所
- 断熱材の種類やランク
- 予算
- 断熱材の施工方法 など
たとえば予算だけを告げて、業者に任せっきりにしてしまうと、思ったような断熱効果が得られずに「失敗だった」と感じてしまうことにもなりかねません。
断熱材には種類やランクがありますので、どのような断熱材を使用するのかも確認しておきましょう。
「どうせ聞いてもわからないし……」「プロに任せておけば安心」などと思わずに、疑問点は明らかにしておくと安心です。
質問に対してわかりやすく説明してくれるかどうかも、業者選びのポイントになり、失敗しない断熱リフォームへとつながります。
おすすめは床の断熱リフォーム|失敗しにくい理由

「なぜ床の断熱がおすすめなの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
床は地面に接しているため、外気の影響を受けやすく、とくに冬場は冷えやすい箇所です。
床の断熱は、冬場に足元からくる冷えを軽減し、部屋全体の温度を快適に保ちやすくなります。暖房効率も向上するため、光熱費の削減にもつながるでしょう。
床の断熱におすすめなのは床下側から断熱材を設置する方法です。床下側から断熱材をすき間なく施工します。
ふだんの生活をしたまま、1~3日程度で工事が完了する点も魅力です。
断熱材の種類はさまざまあり、グラスウールやロックウール、ポリスチレンフォームなどが使われますが、それぞれの断熱材は特長や価格が異なるため、選択できる場合は住宅の状況や予算に合わせて適切な断熱材を選ぶことが失敗しないコツです。
とくに冬の寒さにお悩みの方、光熱費を削減したい方は、ぜひ床下の断熱を検討してみてはいかがでしょうか。
断熱リフォームで失敗したくない|アサンテにご相談ください

せっかく行う断熱リフォームで失敗はしたくありません。
失敗しないために大切なことは、以下のとおりです。
- 信頼できる業者を選ぶ
- 最低限の知識を入れておく
- 断熱リフォームの目的を決めておく
基本的には信頼できるリフォーム業者を選べば、その後は業者へ相談をしながら進めることで失敗しないリフォームができるでしょう。
アサンテでは、無料で調査と見積提出までを行っております。また高性能の断熱材を使用し丁寧な施工を行っておりますので、安心しておまかせいただけるはずです。
まずはお気軽にご相談をお待ちしております。
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