ホーム戸建て住宅の断熱リフォーム床下断熱リフォームとは|既存住宅で足元の寒さ対策におすすめの工事ご紹介

床下断熱リフォームとは|既存住宅で足元の寒さ対策におすすめの工事ご紹介

2025/1/8

床下断熱リフォームとは|既存住宅で足元の寒さ対策におすすめの工事ご紹介

既存住宅への断熱リフォームは、床や窓、壁や天井などに対して可能です。
床に対して施工する断熱リフォームは、床下からの冷気を遮る効果が期待でき、今よりも快適に過ごせるはずです。
冬の暖房や夏の冷房の効率も向上します。
その手法として、床下側から断熱材を設置する床下断熱リフォームがおすすめです。
この記事では、床下断熱リフォームについて紹介します。

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床下断熱リフォームとは

床下断熱リフォームとは

床下断熱リフォームの一つに、床下側から断熱材を設置する方法があります。
くわしく説明しましょう。

既存住宅の床下に断熱材を後入れする

床下からの冷気を防ぐ断熱リフォームは、既存住宅の床下に断熱材を後から入れることです。
次のような悩みがきっかけで行われます。

  • 足元が寒い
  • 比較的新しい住宅だが断熱性能がじゅうぶんでないため足元が冷える

実際に暮らしているなかで、足元の寒さを感じる場合に検討するケースが多いようです。

床断熱リフォームの種類

この記事では、床下断熱リフォームについて紹介していますが、床下からの冷気を防ぐ断熱リフォームの方法はいくつかあります。

  • 床下側から断熱材を設置する
  • 室内側から床を剥がして断熱材を施工する
  • 基礎断熱

このなかで、もっとも手軽にできるのが、床下側から断熱材を設置する床下断熱リフォームです。

床下断熱リフォームで得られる効果

床下断熱リフォームで得られる効果

床下の断熱リフォームで得られる効果について紹介します。

冬に足元からの寒さを緩和できる

床下に断熱材を設置することで、足元からの寒さを軽減できます。
床下は、基本的に外気が入り込む構造になっているため、冬場の寒い時期には、外気は床下に入り込み床下から室内へ冷気が伝わってくるのです。
また室内でいくら暖房を使っても、暖かい空気が床下へ逃げてしまいます。
実際に1階の床からは、冬は7%熱が外に逃げてしまうといわれています。床下に断熱材を設置することで、床下からの冷たさをおさえられるのです。

参考:一般社団法人 住宅生産団体連合会「快適・安心なすまいなるほど省エネ住宅」

暖房で室内が早く暖まるので光熱費がおさえられる

床下断熱リフォームをすることで、リフォーム前と比べると床下からの冷気を防げます。
その状態で暖房を入れると、早く室内が暖まるということです。またその後の温度維持もよくなるので、光熱費を削減できます

結露によるカビ・ダニをおさえられる

床下断熱リフォームを行うことで結露が発生しにくくなり、カビやダニの発生をおさえられる可能性があります。
結露は、暖かい空気が冷たい表面に触れることで発生する現象です。断熱材を施した床や壁は表面温度の低下が抑えられ、結露も抑えることができます。

夏に床下から伝わる熱を緩和できる

断熱材を設置することで、夏場の暑さ軽減も期待できます。
夏には、床下からの暑さが3%室内へ影響をおよぼすといわれています。
床下への断熱材施工は、冬場だけでなく、1年中室内の快適性をもたらしてくれるのです。

参考:一般社団法人 住宅生産団体連合会「快適・安心なすまいなるほど省エネ住宅」

健康維持や快適な暮らしが期待できる

床下断熱リフォームを行うことで、床下からの寒さを緩和できるため、足元の冷えが軽減されます。
そのため、快適な空間で過ごすことができるでしょう。寒すぎる室内や急激な温度変化は、ヒートショックにつながるなど身体への負担が重くなります。
健康に関しては、以下のようなメリットがあげられます。

  • 寒さが原因で体調をくずすことが避けられる
  • 起床時や入浴時の温度差で身体への負担を減らせる
  • 結露によるカビやダニの発生が軽減できるためアレルギーや感染症を抑制できる

床下断熱リフォームの施工方法

床下断熱リフォームの施工方法

ここからは、床下断熱リフォームの施工方法について紹介します。

  • グラスウールなどの断熱材を入れる工事
  • 発泡ウレタン断熱材を吹き付ける方法
  • 基礎断熱

それぞれ説明しましょう。

グラスウールなどの断熱材を入れる工事

床下にグラスウールなどの断熱材を入れる工事です。
施工方法としては、事前に床下の状態を調査し、床下の部材の形状やサイズにあわせて断熱材をカットします。工事日には、職人が床下へ入り、断熱材をすき間なく床の裏側へ取り付けます。
工事にかかる日数は、おおむね1日、長くても3日程度です。
一般的に広く行われている工事で、工事にかかる費用もおさえられます

現場で発泡ウレタン断熱材を吹き付ける方法

床下断熱リフォームには、発泡ウレタン断熱材を吹き付ける方法もあります。
発泡ウレタン断熱材は、吹き付けることで発泡し、30~100倍もの体積に膨れます。発泡剤の内部に空気を閉じ込めるため、断熱材として効力を発揮するようになります。
施工が難しく、専門の技術をもつ職人が施工をしますが、職人の技量によって性能に差が出ることも。
信頼できる職人がいる業者に依頼することが、重要なポイントです。

基礎断熱

基礎断熱とは、住宅の基礎部分に直接断熱施工をすることです。
基礎断熱は、おもに新築工事で行われる断熱工事ですが、非常に大がかりな工事になります。
床下断熱よりも断熱性能が高い反面、シロアリのリスクが高かったり費用が高額になったりなどのデメリットがあります。

床下断熱リフォームの費用相場

床下断熱リフォームの費用相場

床下の断熱リフォームとして一般的なのは、前述の方法のうち基礎断熱を除く方法ですが、それらの断熱材施工の費用相場を紹介します。
費用を決めるには、さまざまな要素があります。

  • 断熱材の種類
  • 施工方法
  • 工事内容や広さ
  • 床下の状態
  • 地域差
  • 業者による価格差 など

そのためまずは施工業者に床下の点検を依頼し、見積もりをとるのがおすすめです。
参考までに、一般的な床下断熱リフォームの費用相場を参考にしてください。
※2024年11月におけるインターネット等の情報をもとにしています

かかる費用の目安
1㎡あたり 3,000~5,000円
一般的な戸建て住宅の場合(50㎡程度) 15~30万円

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床下断熱リフォームの工程と工期

床下断熱リフォームの工程と工期

ここからは、床下断熱リフォームの工程と工期について紹介します。

床下断熱リフォームの工程

床下断熱リフォームの工程は以下のとおりです。

  • 1.床下の状態を調査
  • 2.見積もり
  • 3.契約
  • 4.断熱材の準備
  • 5.断熱材の搬入・施工
  • 6.施工後の確認

工事は住みながらできるため、住民にとって負担の少ない工事になります。

床下断熱リフォームの工期

床下断熱リフォームは、専門の業者に依頼をすれば、比較的早く完了する工事です。
かかる工期の目安は、一般的な戸建て住宅であれば1日程度、長くても3日ほどで完了します。
日数が長くかかる要因としては、住宅の大きさや、作業が困難だったりする場合もあるので、事前に業者へ調査をしてもらうのが安心です。

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床下断熱リフォームにおすすめの断熱材

床下断熱リフォームにおすすめの断熱材

床下断熱リフォームによく使用される断熱材は、以下のとおりです。

メリット デメリット
グラスウール コストパフォーマンスがいい
火に強い
広く使われている
防音効果もある
気密性の確保が大変
ロックウール 火に強い
熱に強い
価格が高い
現場発泡ウレタンフォーム 断熱材のすき間をつくらない 職人の技量が必要
価格が高い

ここでは、床下断熱によく使用されるグラスウールについて解説します。

グラスウールとは

グラスウールとは、リサイクルガラスを原料とした繊維状の断熱材です。価格が安くて性能が高いため、広く使われています。
細いガラスの繊維が絡まることで空気をたくさん含み、熱の伝わりをおさえます。
グラスウールの断熱材には、ボードタイプやマットタイプなどがあり、用途にあわせて適切な断熱材を使用することが大切です。

無機質繊維系の高性能断熱材グラスウール【アクリア】とは

高性能断熱材グラスウールのアクリアは、床断熱にもおすすめの無機質繊維系グラスウールです。
アクリアは、有害物質とされているホルムアルデヒドを一切含まない原材料を使用しており、健康に配慮されています。
また一般的なグラスウールと比較しても、繊維がより細くよりたくさん絡み合っているため、より高い断熱性能が実現可能です。
ボードタイプやマットタイプ、吹き込みタイプなどがあり、床下の断熱にはマットタイプで気流止めを行い、大間引き間にボードタイプの留め付けを行います。
アクリアはコストパフォーマンスにすぐれているため、アサンテの床下断熱リフォームでは、この高性能断熱材【アクリア】を使用しています。

床下断熱リフォームによくある疑問質問【Q&A】

床下断熱リフォームによくある疑問質問【Q&A】

ここからは、床下断熱リフォームに関してよくある疑問や質問を紹介します。

床下断熱リフォームはDIYでできる?

床下断熱リフォームはDIYでできる、という情報もあります。
しかし床下へ入ることに慣れていなかったり、施工の技術や知識がなかったりする場合には、かなり困難な作業になるといえるでしょう。
断熱材はすき間なく敷き詰めることで高い断熱効果が得られますが、実際にすきまなく床下へ断熱材を施工することは、慣れない人にとっては大変な作業です。
事前に床下のサイズを計測し、あらかじめそのサイズにあわせて断熱材をカットしておく必要もあります。
またDIYなら安くできるかもしれない、と思われがちですが、断熱材や必要な工具や道具などを買い揃えなければならないので、意外とお金もかかるでしょう。
かなりの経験がある方でないかぎり、業者に依頼するのがおすすめです。

床下断熱リフォームをすると暖かくなる?

床下断熱リフォームは、床暖房とは異なり、それ自体が熱を発して暖かくなるものではありません。
しかしながら、冬場に床下から伝わってくる冷気を遮断することで、床の表面温度は6.3℃上がったというデータがあります。
また室内の暖房効率を高めるため、リフォーム前と比較すると暖かいと感じることが期待できます。

参考:床下断熱材の必要性

床下の断熱リフォームなら|アサンテまでお気軽にご相談ください

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予算をおさえて高品質な床下断熱リフォームをお求めなら、床下のプロ アサンテへお気軽にご相談ください
床下側から断熱材を設置する工法で、比較的費用を抑えて短工期で断熱リフォームを行なうことが出来ます。
調査やお見積もりは無料にて承りますので、まずはお問い合わせをお待ちしております。

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▼参考リンク

・建産協 一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会公式サイト
・床断熱リフォーム施工動画_旭ファイバー版

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